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おてぷり通信(9月1日号)
vol.3 <お天気プリンセス:shiomi> 一覧はこちら
 お月見
9月といえば、お月見の季節ですね。
今年の中秋の名月は9月11日。
お団子や里芋をお供えして月を愛でましょう。

さて、お月見の時の月を「十五夜お月さん」と呼ぶように、昔の暦では毎月15日は必ず満月でした。月をカレンダーとして使っていたからです。

そして、「中秋の名月」は秋のまん中の月、8月15日の月のことでした。

今では暦が新しくなってしまったので、月令とカレンダーの日にちは合わなくなってしましましたが、美しい月を愛でる日本人らしい気持ちは変わらないでいたいものですね。
 月の神話
昔から月は人間にとって親しみ深い天体でした。

よく月の表面の模様がうさぎに見えるなどといいますが、古今東西月の表面の模様はいろいろなものに例えられてきました。
日本と同じように月の模様をうさぎに見ている国の神話をご紹介しましょう。

昔、神様が世界を明るくするために太陽を作りました。
太陽が1つだけだと、いずれ夜がきて暗くなってしまうので、神様は太陽を2つ作って、いつも世界が明るくなるようにしました。

ところが、しばらくして神様は気がつきました。太陽が2つもあると、さすがに暑い!

暑さに耐えられなくなった神様は、近くを走っていたうさぎを1匹捕まえて、片方の太陽にたたきつけてしまいました。たたかれてびっくりした太陽は、そのまま暗くなって月になりました。

だから、今でも月の表面には、その時たたかれたうさぎの痕が残っているのだそうです。ちゃんちゃん。
 月は遠ざかっている
現在、地球と月の間の距離は38万キロです。

ところが、この距離は、毎年少しずつ遠くなっています。
これは地球と月の間に働いている潮汐力のせいなのですが、月が遠くなると困ることがあります。

それは…美しい皆既日食が見られなくなる、ということです。

皆既日食は、月が太陽をすっぽりと隠してしまう現象です。
だから、月が遠ざかって見かけの大きさが小さくなってしまうと、太陽をすっぽり隠すことができなくなってしまいます。

さあ、大変!こうしているうちにも、月はじりじりと地球から遠ざかっています。皆既日食を見たかったら早く見に行かなきゃ!なんて、慌てることはありません。

計算によると、皆既日食が見られなくなるほど月が遠ざかってしまうのは、今からだいたい800万年後です。まだずいぶん先なので、心配しなくても大丈夫。
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