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おてぷり通信(4月1日号)
Vol.17 <お天気プリンセス:kiwi> 一覧はこちら
飛躍の春 冬の空気と春の空気がせめぎあう3月〜4月、春への飛躍の時。寒かったり暖かかったりと気温の変動が大きくなり、体調も崩しがちで、あまり歓迎されない季節です。

今回は、1年のうちで1番の激動を見せるこの季節をちょっと詳しくご紹介します。

これを読んで、もっと春を好きになってもらいたいです♪
 気温のジャンプアップ
季節は数字で見ても着実に進んでいます。
例えば、3月〜4月の最高気温を10日間ごとに見てみます。(右の表参照)

3月下旬から4月初めにかけて気温が最もジャンプアップしています。しかも、1年を通してこの時期が1番!日差しの暖かさも加わって、季節の変化を最も実感できる季節です。
東京 3〜4月の最高気温
  雨(雪)も春へとバトンタッチ
3月の降水量(mm)変化平年値 また、天気図を見ると、大陸から乾いた空気を持った高気圧が移動してきて気持ちのいい青空が広がったり、本州の南岸に前線が停滞(菜種梅雨)して曇りや雨の日が続いたりと天気が周期的に変わるようになりますよね。これが冬とは全く違う点です。

東京と新潟の降水量を比べてみましょう。(グラフ参照)
冬の間は日本海側・新潟の降水量の方が多くなっていましたが3月中旬を境に、太平洋側・東京で降水量が多くなります。4月の降水量も東京は130.3ミリ、新潟は93.6ミリ。
太平洋側にとっては、冬=晴れ、春=雨や曇りの季節ですが、日本海側ではそれが逆。地方によって春の感じ方はそれぞれです。
 植物の春
日差しや気温に後押しされて木々が芽吹いたり、花が咲いたりと色鮮やかな4月。植物によって春の訪れを感じることができます。植物をみると、季節の進み方は全国一様ではなく、北国ほど一気にやってくるんです。
その証拠が右の表。

東北南部から西の地方では梅から桜へと花の季節が移り変わるのに1ヶ月から2ヶ月ほどかかりますが、東北北部や北海道では梅と桜の季節がほぼ一緒。植物の春が一気にやってきます。

花は、気温にとっても敏感。北国では長い雪の季節が終わった後、植物が一斉に春を感じるのですね。これがまさに「北国の春」です。
梅と桜の開花日とその差
 世界の春
では最後に、海の外の春に目を向けてみましょう。

日本は島国。海に囲まれています。海はなかなか暖まりませんが、大陸は急速に暖まります。そのため、季節の進み方も、花前線の北上速度も大陸の方が速いんです。

例えばロシアの桜の花は、ゴールデンウイークの頃からスタートして20日ほどでおよそ1000キロも北上します。これは日本の桜前線の進む速度と比べると2倍以上!ロシアの花の命はもっともっと儚いんですね。
春と春を彩る植物。太陽の光も益々パワーアップして季節は進んでいくのです。
さあ、私たちも春は飛躍の季節!心もうきうき、張り切っていきましょう!
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