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  おてぷり通信(2006年6月1日号)
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虹の物語 〜梅雨は出会えるチャンス!?〜
お天気プリンセス:ぴよこ <Vol.45>
お天気プリンセス:ぴよこ

今年はもう5月から梅雨のようなじめじめ天気が続いていますが、関東では広い範囲で虹が観測されました。さて、突然ですが虹というと何種類の色でできていると思いますか?おそらく7色という方が多いのではないかと思います。しかし正解はありません。あえていうなら「無限種類」といったところでしょうか。
 虹はなぜ・いつできるの?
まず、虹のできる仕組みを簡単に説明したいと思います。
虹は大気中の水滴に太陽の光がちょうどよい角度で当たり、光が屈折することによって色が分かれて見える現象です。虹の観測できるチャンスは、こんな2つの条件が重なったとき。

(1)太陽がでているが、その反対方向では雨が降っている
(2)太陽の高度が地面に対し、40度より低い

この条件を考えると、雨が急にあがって晴れてきた夕方が絶好のチャンスです。こんな状況のことはあまりないのですが、梅雨の後半や夏真っ盛りの頃は夕立が多いので、雨があがる頃空を見上げてみると、ひょっとすると虹が見られるかもしれません。
虹のできる仕組み
 日本の虹の色はドレミ♪
日本の虹の色はドレミ♪ 虹はよく見ると赤色から紫色にだんだんと変化していて、はっきりと色の境目があるわけではありません。日本人は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫という言葉で色を区別しているため七色が一般的になっているわけです。この七色というのは音階の「ドレミファソラシ」の七音からきているという説があり、明治の初めの教科書ではすでに虹は七色とされていたようです。
こんなわけで、虹が七色というのは万国共通ではありません。ドイツやフランスでは5色、インドネシアは4色、アフリカなどでは2色とされている地域もあるようです。同じ虹でも文化や言葉によって見方が違ってきたのでしょう。
 
最後にゲーテの言葉を・・・
 
 「虹が10分も見えていたらもう見る人はいなくなるだろう」
 
虹はもちろんきれいなのですが、その思いがけなく見ることのできるめずらしさが人々を魅了しているのだと思います。
虹を幸運にも見かけたときは、ぜひぜひ消えるまでじっくり眺めてみてください。
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