e-天気.net :天気予報・気象最新ニュース速報
ケータイでもe-天気.net

お天気プリンセス

女性のためのお天気ポータルサイト
お天気プリンセスとは
おてぷり通信
おてぷりが行く!
目指せ!おてぷり
おてぷり紹介
おてぷり活動紹介
メディア掲載履歴
お天気プリンセス TOP
ウェザーリポートネットワーク
プロに訊け!
おてぷりお問い合わせ
  おてぷり通信(2006年10月1日号)
  一覧はこちら
「東海豪雨」に学ぶ災害への備え
お天気プリンセス:こぶた <Vol.49>
お天気プリンセス:こぶた

2000年9月11日から12日かけて、愛知、岐阜、三重などの東海地方に観測史上最大の豪雨が発生しました。名古屋市では、年間降水量 の3分の1がこの2日間で降り、多くの犠牲者をだしました。
今回は後に「東海豪雨」と名付けられたこの大災害の体験談をお話しします 。
 ■突然の豪雨、そして…
「東海豪雨」に学ぶ災害への備え

私の家は当時、愛知県犬山市にありました。高校生だった私は、学校帰りに友達の家で二時間遊んでいました。しかしそのたった二時間で外は状況が一変してしまいました。朝から小降りだった雨が突然激しく降りだし、雷が鳴り響きました。私はいつものような雷雨で1時間もすれば止むだろうと思っていました。しかしいつもの雷雨とは比べものにならない激しさで、いっこうにおさまる気配もなく、家の中にいても相手の声が聞き取れない状態なってしまいました。そして18時すぎ帰宅しようと外に出ると、道路にはすでに足が15センチほど浸かってしまうくらいの水があふれていたのです。

傘が雨で壊されそうになる激しい雨はその後も降りつづき、12日午前3時30分、名古屋市西区あし原町の新川の左岸で堤防が100メートルにわたって決壊、周辺の住宅等1万8000棟が浸水してしまいました。この決壊の直接の被害は受けなかったものの、私の家も床下まで水に浸かり、いつ水が溢れてくるか不安な一夜を過ごしました。

朝には雨はあがり学校へ行こうとしましが、電車は運休したままで、あちらこちらで水は溢れており、車で行くことにしましたが、道路は大渋滞。普段なら15分で到着するところが、1時間半もかかってしまいました 。

 ■この日の天気図

これは、私の家が激しい雨に見舞われていた9月11日21時の天気図です。南海上には非常に強い台風14号があり、日本列島には秋雨前線がかかっています。これは非常に危険な天気図のパターン。南から暖かく湿った空気が次々に流れ込むことによって秋雨前線の活動が活発になり、前線付近で大雨を降らせるのです。

秋雨前線が停滞するこの時期は、台風が発生するとこのパターンになりやすいため、特に警戒が必要です。このような天気図を見たら、気象情報に注意するようにしましょう。

「東海豪雨」に学ぶ災害への備え
 ■一週間後の風景と教訓
「東海豪雨」に学ぶ災害への備え

さて、東海豪雨から一週間が過ぎ、電車で決壊現場近くを通る機会がありました。私の目に映ったものは、一面に広がるゴミの山。でもそのゴミと呼ばれるものは、一週間前の豪雨が降る直前までそれぞれの家庭で使われていたものばかり。誰が一瞬にしてゴミとなってしまうと考えていたでしょうか。そう思うと、胸が痛くなり、目を覆いたくなりました。

あれから我が家では、東海豪雨の経験をもとに、災害に対する備えをしました。 まず、非常持ち出し袋の用意です。中身は非常食、懐中電灯、電池、携帯ラジオ、タオル等で重さを3キロ以下にするのがポイントです。そして、今回の災害は夕方に発生したため、学校や会社で家族がばらばらになり連絡がとれなくなったという事態が起きたとういことを聞き、緊急時の家に浸水等で戻れなくなった時の集合場所を決めました。また、家具に転倒防止の器具をつけ地震に対する備えもしました。今回私は避難しなくてもよかったのですが、避難所の確認と避難所まで一番安全な避難経路をチェックも大切です。

災害は突然やってきます。そして人々の生活に大きな被害を与えます。しかし被害はゼロにできなくても、最小限にすることはできます 。

台風シーズンに突入し、災害が起きやすい時期でもあります。この機会に防災意識を高め、
家族で防災会議を開いたり、防災グッズの準備等をして災害に対する備えをして下さい。
サイトマップ ご利用規約 プライバシーポリシー
会社概要 お問い合わせ
Copyright(c) eTEN, INC. / SPACESHOWER NETWORKS, INC. All Rights Reserved