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お雑煮は語る
お天気プリンセス:あや <Vol.52>
お天気プリンセス:あや

冬本番!寒さが身にしみますね。
日本では、一年で最も寒〜い時期にお正月を迎えるので、 暖か〜いお雑煮を食べたくなりますよね。
考えてみたらお正月料理は保存を重視するため、暖かい食べ物はお雑煮だけ。 心から身体まで暖まるにはお雑煮が一番!
ということで、今回は、お正月料理の定番!お雑煮のお話しをしたいと思います。
 ■お餅は丸?四角?
お雑煮は語る

“家内円満に丸く暮らせますように”
という縁起を担いで、お雑煮には江戸時代前半まで、 どこの地域でも丸餅が入っていました。 ところが、現代では東日本では焼いた角餅、 西日本では煮た丸餅というイメージがありますよね。


これは、江戸時代に大規模な人の移動があって、人々の暮らしが変わり、 寒い地域や東京(当時の江戸)周辺の地域では保存に便利な四角形に変化していったためと言われています。 そして焼いて食べるのは、保存されて硬くなったお餅を食べるため。 こうやって地域による違いが出てきたわけです。

お雑煮は語る

 ■土地の風土を語る“具”
お雑煮は語る

具は、その土地自慢の特産物を入れているところが多いようです。
全国的に収穫されやすいダイコンやニンジンなどの根菜類は基本ですが、 東北ではキノコ類、千葉では海苔、広島では牡蠣などが入ります。 ちなみに、私の出身地である埼玉県川越市では、 名産のサツマイモを入れている家庭もあります。

 ■お雑煮は家庭を映す鏡

大晦日がお誕生日の私にとってお雑煮は、ケーキとともにご馳走でした。 両親とも忙しくてお誕生日にお祝いできない分、 お雑煮には私の好きな物をたくさん入れてくれて、 なんと、鶏のカラアゲが入っていたこともあるんですよ。 きっと、私が大晦日に生まれたということによって、 ちょっと変わったお雑煮が開発されたのでしょう。
このように各家庭によって様々なオリジナルのお雑煮が作られているのでしょうね。

お雑煮は語る
 ■お雑煮のゆくえ

“嫁ぎ先のお雑煮をお嫁さんが受け継ぐ”
そんな風習も、現代では核家族化が進んだことにより、 地域性とともに失われてきていると思います。 我が家では、夫婦とも同じ出身地で、その近くに住んでいるために、 お雑煮が結婚によって大きく変化したということはありません。
でももし、関西出身の男性と結婚して、東北地方で暮らしていたら、 我が家のお雑煮は、丸餅になっていたのでしょうか? それともカカァ殿下で角餅?具は、双方の意見を合わせて、 牡蠣などとサツマイモが入って・・・・。 郷に入ったら郷に従えで、キノコも追加されるのでしょうか? 想像してみると面白いものですね。

お雑煮は語る

こうして時代の流れとともにお雑煮も変化し、 それぞれの家庭ごとに“○○家流”のお雑煮が、 家族の生い立ちや歴史を刻み込みながら、生まれ続けていくのでしょう。

皆さんのお雑煮をちょっとだけ観察してみてください。
家族の絆が見えてきませんか?
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