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3.高気圧による災害:遅霜
春は若葉が芽をだし、ひごとに日差しの暖かさを感じられる過ごしやすい季節ですが、晴天をもたらす高気圧が、思いもよらない災害を引き起こすことがあります。
それは季節外れの霜、遅霜です。
高気圧に覆われて、夜のあいだよく晴れて、風も弱い。
こんな気象条件のときは、地上の熱が宇宙空間に出ていく放射冷却現象が起きて地上付近の気温が大きく下がり、広い範囲で季節はずれの霜が降りることがあります。
ただ霜が降りるということであればそれほど問題はないのですが、この時期は農作物の芽がすべて出そろったころで、霜が降りるとその芽が凍結して被害を受けてしまいます。
その被害額は、気象災害の中でも最大級のもので、毎年のように大きな被害が発生しています。
移動性高気圧に覆われよく晴れた春の明け方は、要注意です。
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