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2.温暖前線による災害:霧
温暖前線は、広い範囲で長時間しとしとと弱い雨の降ることが多く、災害を引き起こすような激しい現象は、前線付近以外ではあまり起きません。
ただ、温暖前線が近づくと濃い霧が発生して、大きな被害の出ることがあります。
霧に包まれると、視界が悪くなり、交通機関への障害が発生しやすくなります。
陸上では、高速道路での玉突き事故、海上では船舶の衝突事故が起こり、空では飛行機の離着陸に大きな影響を及ぼします。
さらに、被害は交通機関のみならず、山での遭難など、直接人の命を奪う事故につながるケースもありますので、油断は禁物です。
また、霧が長く続いて日差しが遮られると、農作物の成長が悪くなって、私たちの食卓にまで影響が及んでくるのです。
ところで「霧」と「もや」は、何が違うのでしょうか?
どちらも空気中に小さな水滴が浮かんでいるという意味では同じ現象ですが、じつは、遠くまで見通せる距離の違いで呼び方を使い分けています。
見通しが1Km未満の場合は「霧」、見通しが1Km以上の時は「もや」と表現します。
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