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3.台風による災害
台風は、強い風や激しい雨を伴うため、大きな災害を引き起こすことがあります。
海岸では発達した台風が近づくと、強い風や気圧の低下による海面の吸い上げ効果で、海水面が異常に高くなる高潮が発生します。
満潮が重なるとさらに大きな高潮となって、堤防を壊し、陸地に浸水することもあります。
地形的には東京湾・伊勢湾・大阪湾など南にひらけた湾で、台風が湾の西側を通る場合に湾の奥に向かって台風の強い風が吹きつけるため、大きな高潮が発生しやすくなります。
1959年の伊勢湾台風では、全国のおよそ5000名の犠牲者のうち7割は高潮によるといわれています。
また、強い風で飛ばされてきた海水が植物や電線などに着くと、海水に含まれる塩分で植物が枯れたり、停電が起こったりする塩風害(えんふうがい)が起こることもあります。
台風は、たくさんの水蒸気を運んでくるためケタ違いに雨の量が多くなって、河川の増水や低い土地の浸水、山崩れ、がけ崩れなど、大雨や洪水によるあらゆる災害が起こる可能性があります。
雨は台風の中心付近で最も雨が強くなりますが、中心から遠い周辺部でも地形の影響などで大雨になることもあるので、自分が住んでいる場所の地形や過去の災害などを調べておくといいでしょう。
台風のときは、むやみに外に出ないで家の中にいるのが一番です。台風情報をよく聞いて、早めに災害に備えましょう。
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